第71回勉強会 - 71st Meeting
今月の勉強会のスピーカーは、Vital Japan メンバーで早稲田大学 准教授であり、経済学者として活躍されている市田敏啓さん。市田さんは、東大経済学部をご卒業後、戦略系コンサルティング会社を経て、コロンビア大学で博士号を取得されています。 昨年ノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン(Paul Krugman)は、アカデミアのみならず、一般のメディアでも活発に発言を続けています。特にNew York TimesのOp-Edでの、歯に衣着せぬコラムは常に注目されているところです。 今回は、国際貿易論をご専門にする市田さんに、経済学にあまり馴染みのない人にもわかりやすい言葉で、学会の裏話も交えながらお話いただきました。特別編として使用言語は、日本語。 昨年のノーベル経済学賞はプリンストン大学のポール・クルーグマン教授 が受賞。受賞の理由は規模の経済を用いた貿易パターンの説明と 経済地理学への貢献であった。今回の勉強会では主に国際貿易の分野におけるクルーグマンの業績を紹介。 勉強会終了後の懇親会(パーティー)も下記のように大いに盛り上がった。 話の概要 1. 国際貿易の理論とは 2. ポール・クルーグマンとは 3. クルーグマンの貢献 4. ノーベル経済学賞とクルーグマン 5. なぜ一人で受賞? 6. 終わりに ▼Speakerのご紹介 市田 敏啓 さん Ichida Toshihiro 東京大学経済学部卒。戦略系コンサルティング会社であるBain & Company勤務を経て、渡米。 タフツ大学フレッチャー・スクール法律外交大学院卒。国際関係学修士。 コロンビア大学 大学院 (Graduate School of Arts & Sciences: Economics Department) にてPh.D.(博士号)取得。 現在、早稲田大学商学部 准教授。 研究分野は、国際経済学(貿易論)、産業組織論、 理論経済学、 政治経済学、 公共経済学、 ミクロ経済学。 今後の行事案内