最強の外国語習得法とは 【英語勉強法】

ベストセラーになっている外国語習得法の本があります。
2000年生まれ、Kazu Languagesという名前でSNSやYoutubeで活動されている方が書かれた新書。

『ゼロから12ヵ国語マスターした私の最強の外国語習得法』(SB新書)2024年

私も読んでみましたが、とっても理にかなった習得法だと思います。

「マスター」とまでは言えませんが、日常会話レベルを、短期間のうちに12か国語身につける方法として、まずは話す力を中心に鍛えてゆく、その方法は納得できます

私もVital Englishの勉強会で、英語でまずは会話ができるようになる方法、英会話上達法として、繰り返しの重要性をいつも強調しています。英会話は、記憶力+運動能力なので、欲張らずに分量を限り、それらの会話表現を口から自然に出てくるようになるまで繰り返してゆくことを勧めています。

今はアプリやネットなどのデジタルツールが充実しているので、それをどう活用するか具体的に紹介しているのもいいですね。

これを読んで思い出したがの1969年に出版され、空前のベストセラーとなった種田輝豊さんによる『20ヵ国語ペラペラ』という本です。

カセットテープという録音メディアがようやく登場し始めた時代、英・仏・独以外の言語には日本語のテキストがろくになかった時代、いかに言語と格闘しながら20か国語以上を身につけていったのかの感動的な記録です

私も外国語習得法として、大きな影響を受けました。
名著として語り継がれ、最近文庫として復刊もされています。

『20ヵ国語ペラペラ ―私の外国語学習法』 (ちくま文庫) 2022年

両書の出版は半世紀以上の開きがあり、使うツールは大きく変化しましたが共通して強調されていることがあります。

それは「外国語の習得に重要なのは、繰り返し」ということです。
私もVital Englishでいつも強調しています。

ちょっと英語や外国語学習のモチベーションが下がっているときなど、この2冊を比較しながら読むと、外国語習得のモチベーションきっとアップします!

このコラムは、Vital English-英語勉強会のメルマガで配信した内容の一部再録です。

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