旅行やゲストハウスを利用した英会話上達法

ソニーの創業者だった盛田昭夫さんは、

「技術者で英語が苦手だった自分は、英語圏以外のヨーロッパの人たちと英語で話すことによって英語コンプレックスから解放され、英語が話せるようになった

というような趣旨のことを、30年前の自伝で語っていました。

 

英語が思ったようにしゃべれない、英語を話すことに躊躇してしまう、という人にとってこれはとても示唆に富んでいます。

Vitalの参加者には旅行好きな人が多いでしょう。
そんな皆さんにお薦めなのが、旅行時にはホテルの個室ではなく、欧米人のバックパッカーが集うようなドーミトリー式のゲストハウスに泊まることです。世界中からの旅行者と相部屋で語り合ったり、共有スペースで食事をしたり酒を酌み交わしながら英語で気軽に話すことができます。
英語圏以外の旅行者が多いですが、そこでの共通語はたいてい英語。どこの観光ポイントが良かったとか、アクセスはどうかなどの旅行の情報交換もできる上、相手の国についても当事者から学ぶことができます。

笑顔で “Hi! Where are you from?” などと語りかければ、自然と会話がスタートします。旅行先では話題も多いので、特に会話が弾みますね。

なかなか海外旅行に出られないという人は、東京にあるバックパッカーが集うゲストハウスのカフェやバーなどに出入りするのもお薦めです。旅行者は、現地の人間とのふれあいや情報を求めていますから、声を掛ければ喜んで話してくれる人が多いはずです。

こうやって世界中に友達を作るも良し、一期一会を楽しむも良し。
外国語の上達にも大いに役立ちます。

このコラムは、Vital English-英語勉強会のメルマガで配信した内容の一部再録です。

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