ヒラリーが与えたquid pro quo?【時事英語・英語表現】

本日は安倍首相にとって訪米のハイライトとなる、米国議会の上下両院合同会議での演説です。
スピーチライターを務める谷口智彦さん(内閣官房参与)の手による英語での演説となる見込み。
日本時間の本日深夜ですが、何が語られるのか、戦争についてどのような表現が使われるか大いに注目です。
今週のVital English-英語勉強会【時事英語編】「日本の政治・経済、そして歴史を英語で表現する」でも、この首相演説を分析し、背景も考えてみたいと思います。

ところで、この1週間ほど米国メディアでよくでてくる表現をちょっとご紹介。

ついに大統領選出馬を表明したHillary Clintonに対し、主に共和党陣営からスキャンダルが仕掛けられています。まもなく”Clinton Cash”という暴露本も。

夫Billとともに運営するクリントン財団への外国企業から寄付や高額な講演料によって、国務長官を務めていたHillaryが”quid pro quo”を与えたのではないか、つまり「見返り」を与えたのではないか、影響力を行使したのではないかというもの。

“quid pro quo”は、英語でもそのまま使われるラテン語ですね。英語に直訳すると”something for something”。見返り、対価というような意味で英語でもよく使われます。

Wall Street Journal紙には“Quid Pro Clinton”なんていうタイトルの記事も。

このコラムは、Vital English-英語勉強会のメルマガで配信した内容の一部再録です。

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