先日開催したVital English「最新国際情勢」で、ローマ教皇フランシスコ逝去の意味、そしてキリスト教カトリックのシステムについて解説しました。
全世界で14億人を数えるカトリック信者のトップ、ローマ教皇の影響力は大きく、特にフランシスコ教皇は貧者や多様性に寄り添い、そのリベラルな姿勢が多くの人の尊敬を集め、敬愛されました。
日本での扱いはあまり大きくありませんが、カトリック信者が多数の国はもちろん、カトリックが2割程度の米国メディアも先週は連日トップ扱いで教皇逝去のニュースを報道。
2025年5月7日から、全世界80歳未満の枢機卿(cardinal)がバチカンに集い、システィーナ礼拝堂で外部から遮断され、教皇選挙(Conclave)が行われます。Conclave(コンクラーベ)は、英語では 「コンクレイヴ」と発音します。conは「with」、claveは「鍵」の意味で、鍵をかけて外に出られなくするということが由来です。
フランシスコ教皇のリベラル路線を踏襲する教皇が選出されるか、保守派が巻き返すかが注目されています。
4/29のVital Englishでは、メディアの記事とともに下記のようなカトリック関連単語とその背景を解説しました。
★カトリック・教皇 関連単語★
Pope:教皇 Pontiff:教皇(やや格式ばった言い方) Papal:教皇の(形容詞)
Holy See:教皇庁 Conclave:コンクラーベ(教皇選挙)
Cardinal:枢機卿 Archbishop:大司教 Bishop:司教 Priest:司祭(神父) Clergy:聖職者たち
Parish:教区(小教区) Diocese:司教区 Archdiocese:大司教区 See:司教座 Cathedral:司教座聖堂
このコラムは、Vital English-英語勉強会のメルマガで配信した内容の一部再録です。 ■Vital English-英語勉強会■ |