皆さん、突然ですが “knife”ってどう発音します?
もちろん k は黙字(silent)なので、 「ナイフ」(正確ではないですがカタカナで書けば)ですよね。
でもなんで読まないのに k がついているのでしょうか? それは、昔は発音していたからです。
発音は時の流れとともに変化しやすいので、特に英語では綴りと発音が一致しなくなってしまった言葉が多くみられます。
今朝、Financial Times紙を読んでいたら、次のようなタイトルの記事を目にしました。
“Coronavirus and personal debt: the Americans living on a ‘knife edge”
“on a knife edge” とは、(ナイフの刃の上のように)不安定な、きわどい状態のことを言います。
先々週のVital Englishのダイアログでは “as dull as a butter knife“という表現をご紹介しました。バターナイフは、刃が鋭くないので、「バターナイフのように鈍い」という意味です。
ダイアログの中では、コロナのoutbreak以降使っていないので、英語が「さび付いた」という意味で次のように出てきました。
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B: It’s been quite a while since the last Vital English.
How is your English?
A: Sorry to say, but it’s as dull as a butter knife. And you?
B: I’m a bit rusty myself too.
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このコラムは、Vital English-英語勉強会のメルマガで配信した内容の一部再録です。 ■Vital English-英語勉強会■ |